足裏をマッサージ
東洋医学では、経絡(けいらく)上にある「気」が、体内に出入りするための口を「経穴=ツボ」としており、経絡は各臓器と関連していて、経絡に異常があれば関連する臓器にも異常が発生していると考えられます。例えば、第二の心臓と呼ばれる足裏のツボを表した体の地図帳(画像参照)を見たことのある人も多いと思いますが、足裏には約60?70の反射区(ツボ)があり、体が異変を起こすと足裏に対応する反射区がかたくなったり、カサカサしたり、皮膚の色が変色したり……といった状態になり、足裏の状態で健康状態をチェックすることができるのです。
では、症状別に足裏のどの部分を刺激すればよいのでしょうか。
□用意するもの
まず、100円ショップでも入手可能なツボ押し棒(手が疲れたら使いましょう。代替品としてマジックやペンのキャップ部分も使えます)と、中華料理の「れんげ」を用意してください。また、水分補給のための水やお茶なども用意しておきましょう。
□ツボ押し前の確認
01/足の親指がかたくないか……。02/親指の先にギザギザのシワがないか……。
シワがある人は偏頭痛、シワがない人は肩こりなどを原因とする緊張性頭痛かもしれません
■偏頭痛の人のケア法
手順01/少し痛みを感じるくらいの力で親指全体をほぐしていきます。頭痛が悪化することもあるので、ほぐし過ぎはNGです
手順02/親指の指紋部分の中央を、ツボ押し棒やペン先で10~15秒押して刺激を与える
手順03/手の親指と人差し指の間の指腹中央に、グッと強くツボ押し棒を押し当てる
手順04/最後に、足裏全体をマッサージ
■緊張性頭痛の人のツボ押し法
手順01/肩こりのケア+長めの足裏マッサージで、足裏が柔らかくなるまで徹底的にほぐす
手順02/足の親指全体を細かくほぐす
手順03~05は、上記と同じ手順でケアを
今回も身体情報を読んでいただき
本当にありがとうございました 大和市手足のしびれ